【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【三重】築80年の古民家を休憩所に 「海女の家」鳥羽にオープン

【三重】築80年の古民家を休憩所に 「海女の家」鳥羽にオープン

ジャンル・エリア : 三重  2011年03月18日

昭和初期の民家を改装しオープンした「古民家海女の家」=鳥羽市相差町で

昭和初期の民家を改装しオープンした「古民家海女の家」=鳥羽市相差町で

 女性の願いを一つだけかなえるとされ、観光客の人気を集める鳥羽市相差(おうさつ)町の神明神社「石神さん」参道脇に17日、休憩所「相差古民家海女の家五左屋(ござや)」がオープンした。築約80年の古民家を改装した趣深い空間に地元の海女文化を紹介する資料も並び、まちの散策の拠点として期待される。

 
 海の信仰に触れられる散策コースの整備を現地で進める鳥羽商工会議所が、空き家だった昭和初期の民家を改装した。木造2階建て延べ約185平方メートル。1階は座敷に円卓やいろりを配し、2階は板の間にテーブルセットを置いた。

 このほか、海女の1日をイラスト付きで紹介した資料や、海女をモチーフに創作する志摩市の銅版画家の吉田賢治さんの畳サイズの作品パネルも。裏庭には畑を作り、海女の半農半漁の暮らしを再現している。入り口の土間には、市の木ヤマトタチバナの果皮を使った匂い袋などの土産売り場を設けた。

 総事業費約2500万円。地元の相差海女文化運営協議会が運営する。入館無料。22日ごろからコーヒーなどの飲み物を有料で提供する。友人と観光に来ていた山口県下松市の会社員中野千穂さん(28)は「天井が高くて梁(はり)がきれい。座敷もあって気持ち良くくつろげる」と話した。

座敷の一部は吹き抜けで開放感がある

座敷の一部は吹き抜けで開放感がある

 一方、いろりに飾る予定だった鉄瓶が盛岡市の製造業者から届かないなど東日本大震災の影響が一部で見られた。

 (片山健生)

旅コラム
国内
海外