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足羽川の桜並木 福井市

ジャンル・エリア : 福井  2011年03月24日

足羽川の桜並木(提供写真)

足羽川の桜並木(提供写真)

圧巻2.2キロの“トンネル”

 豪雪に見舞われた日本海にも確実に春が訪れている。福井市内を流れる足羽川(あすわがわ)沿いには日本桜の名所100選の桜並木があり、つぼみも膨らみ始めた。

 「今季の開花は平年並みかやや早め。4月4日開花、満開は10日ごろの予想。ぜひ来てください」と市観光開発室の片岡靖喜さん。2.2キロ間に約600本のソメイヨシノがトンネルをつくる。すぐ前の標高116.8メートルの足羽山にはヤマザクラも含めて約3600本もある。花見期間中は昼夜ともに露店もズラリ並んでにぎやかになる。

 桜をめでたら福井藩主松平家の別邸で回遊式林泉庭園として名高い名勝「養浩館」(明治17年、松平春嶽によって命名)の隣、「市立郷土歴史博物館」へ。ギャラリーで「お江と北庄」をテーマに特別陳列中(4月24日まで)。「桃山時代制作の柴田勝家像がイチオシ。原本ですから」と同館主任学芸員の角鹿尚計さん。縦58.7センチ、横26.8センチの額装に収められ、座した軍陣影。右手に扇子、左手に刀を握りしめ、はだしで髪が乱れながらも眼光厳しい表情を浮かべている。25日からは「鏨(たがね)の魔術~金工の名門・後藤家と刀装の美特別展」も開く(5月8日まで)。

 足羽川も流れ込む九頭竜川の下流には公共の宿「すかっとランド九頭竜」がある。日帰り入浴ができるほか、無料足湯も。浴槽は県特産の笏谷(しゃくたに)石で作られている。ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉。切り傷、やけど、慢性皮膚病など効能があるという。江戸初期に発見され、福井藩主が湯治場として愛用していた温泉だ。

 ▼メモ 足羽川はJR福井駅から徒歩約10~15分。郷土歴史博物館も福井駅から福井県庁(福井城本丸跡)を抜け15分。マイカーは北陸道・福井ICから。4月1~17日の午前9時~午後10時まで足羽川・花月橋周辺と福井競輪場に無料臨時駐車場を設置する。駐車場間を走るシャトルバスも運行する予定。

 博物館の入館料は210円、養浩館との共通は330円。特別展は別料金(電)0776(21)0489=郷土歴史博物館。すかっとランド九頭竜の入浴料は中学生以上600円。不定休。

 福井市観光開発室(電)0776(20)5346

(中日新聞夕刊 2011年3月24日掲載)

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