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【愛知】プラネタリウム盛況 名古屋市科学館新館

ジャンル・エリア : 愛知  2011年04月12日

プラネタリウムの映像を眺める人たち=名古屋市中区の市科学館で

プラネタリウムの映像を眺める人たち=名古屋市中区の市科学館で

◆入場3万8000人超す

 3月19日に開館した名古屋市科学館新館(中区栄2)の呼び物、プラネタリムが盛況だ。観覧券は10日まで19日連続で完売。入場者は既に3万8000人を超えた。投影が中止された初日のようなトラブルを防ぐため、休館日の11日にはドイツから専門の技師が急きょ訪れ、装置の状態を点検した。

 
 「若いカップルからお年寄りまで幅広い年代の方が来てくれている」

 科学館学芸員の野田学さん(49)は連日の人気ぶりに笑みを浮かべた。世界最大の内径35メートルのドームとゆったりした座席が特徴。40分間の番組を1日6、7回上映し、昼ごろに券が売り切れる日もある。10日は最多の2425人が観覧した。

 しかし、当初はトラブルで混乱。準備中の3月17日に投影機が故障し、初日の19日は上映中止に追い込まれ、初上映は20日にずれ込んだ。プラネタリウムを製作したカール・ツァイス社(ドイツ)の技師が福島第1原発事故の影響で15日に帰国し、完全復旧も手間取るなど装置の管理方法に課題が見つかった。

 この日は副社長のウィルフレッド・ラングさん(59)らが故障の原因などを調べた。ラングさんは故障は全体の構造ではなく、一部の部品の不調が原因だと説明した上で陳謝した。

 点検では、秋の星座を映し出す際、本来は地平線に沈んで見えなくなるはずの一部の星が消えず、客席に星が映ってしまう可能性があることも判明した。現在はほとんど影響がないが、放置すれば、夏ごろには不具合が生じるといい、同日中にソフトを修理した。

 野田さんは「今後は大丈夫だとお墨付きをもらった。万一、同様のトラブルが起きたとき、ドイツから技師が来なくても解決できるよう、態勢を整えてほしいと会社側に要望した」と話した。

 (丸田稔之)

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