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田立の滝 長野県南木曽町

ジャンル・エリア : 甲信越  2011年04月28日

(左)「高さ40メートル、主瀑の天河滝(右)キャンプ場から近い「うるう滝」

(左)「高さ40メートル、主瀑の天河滝(右)キャンプ場から近い「うるう滝」

緑を背に無数の流れ

 日本の滝百選に登録されている長野県南木曽町の「田立(ただち)の滝」が4月から見られるようになった。3年間続いた国有林内の治山工事が3月末に終了して、滝に続く道路の通行止めが解除されたからだ。

 田立の滝は、大滝川にある無数の滝を総称して呼ぶ。主な滝は「うるう滝」「らせん滝」「霧ケ滝」「天河滝」などで、主瀑(しゅばく)は天河滝。高さ40メートル。巨大な花こう岩の壁から水量豊かに流れ落ちていく。新緑のころが美しいそうだ。

 田立の滝駐車場から先が滝への遊歩道。入山料は清掃協力金として200円(トイレ前の箱に入れる)。「軽登山の装備が必要です」とは町役場の松下幸一さん。入り口の標高800メートル、終点1300メートル。長さ4キロ。2時間半はかかる。一番近いらせん滝までは約40分。歩くのがつらい人はキャンプ場近くの支流にある「うるう滝」へ。くねくね曲がり落ちる滝で、下流に駐車スペースがあり、滝つぼまでは数分で着く。

 「つり橋や岩伝いに登る場所もあるが遊歩道の幅は約1メートル。工事でよくなった。天気のいい日は白山も見える」と町観光協会田立支部の高橋伸支部長。その高橋さん経営の「高橋渓流」はイワナなどの釣り堀と、テラスで食事を提供し、釣った魚も炭焼き(1匹500円)してくれる。

 大滝川では5月3日に地元有志が釣り大会を開く。参加費は中学生以上3000円。小学生以下は無料で子供専用区での釣りとなる。アマゴ、イワナ、ニジマス計200キロを放流し大物を競う。参加者は4日と5日も釣りOK。

 ▼メモ 田立の滝はJR中央線坂下駅か、南木曽駅からタクシー。マイカーは国道19号で「道の駅賤母(しずも)」を過ぎ左折、田立方面へ。田立の滝キャンプ場の先に無料駐車場あり。道が狭いので運転に注意。

 問い合わせは、町役場内南木曽町観光協会(電)0264(57)2001、高橋渓流(電)0573(75)4404。全般は長野県名古屋観光情報センター(電)052(263)4118。釣り大会は大宮健さん(電)0573(75)2200

(中日新聞夕刊 2011年4月28日掲載)

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