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【滋賀】歴史博物館でサーベルなど展示 「大津事件」120年企画展

ジャンル・エリア : 近畿  2011年05月19日

ロシア皇太子を襲ったサーベル(手前)など、大津事件を伝える展示品=大津市歴史博物館で

ロシア皇太子を襲ったサーベル(手前)など、大津事件を伝える展示品=大津市歴史博物館で

 訪日中のロシア皇太子が警察官に斬りつけられて負傷した「大津事件」から120年を迎えるのに合わせ、事件の資料を集めた企画展が、大津市歴史博物館で開かれている。29日まで。

 
 大津事件は1891(明治24)年5月11日にあった。大津を遊覧したロシア皇太子ニコライを切りつけた津田三蔵巡査が使用したサーベルなど45点を展示。サーベルは先端部が刃こぼれしている。皇太子の血が染まったハンカチや血痕が残る座布団なども並び、事件の生々しさを伝える。

 津田三蔵に無期徒刑を言い渡した大審院の判決文の写しも、最高裁の提供で展示している。当時、ロシアとの関係悪化を恐れた政府は、巡査を死刑にするため大逆罪を適用するよう司法に求めたが、大審院長の児島惟謙は大津地裁に謀殺未遂罪で裁かせて、司法権の独立を守ったとされている。 (滝田健司)

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