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【石川】県内伝統工芸 匠の技 金沢で展示開幕

ジャンル・エリア : 石川  2011年06月02日

重要無形文化財保持者らの力作なども展示されている、石川の伝統工芸展=金沢市武蔵町で

重要無形文化財保持者らの力作なども展示されている、石川の伝統工芸展=金沢市武蔵町で

人間国宝の漆、友禅も

 第52回石川の伝統工芸展が1日から、金沢市のめいてつ・エムザで始まった。若手から重要無形文化財保持者(人間国宝)まで用と美を求めた作品が並び、来場者を楽しませている。6日まで。

 
 陶芸や染織、漆芸、木竹工、金工、人形、諸工芸から、180人の189点が出品されている。入賞作は、村上浩堂さん(同市)の金工「象嵌(ぞうがん)花器 石塁」など10点。どれも高度な技を生かして、伝統工芸の今日を表している。

 また昨年人間国宝となった中野孝一さん(野々市町)の「栗鼠(りす)と烏瓜(からすうり)蒔絵(まきえ)箱」は、黒漆の面に、金と赤い螺鈿(らでん)でモチーフを盛り上げて表現。半面に表現し半面を残す構図も効果的で、鑑賞者から歓声があがっていた。

 同じく人間国宝の二塚長生さん(金沢市)の「友禅着物 朝の波」は、青い海に打ち寄せる波を、さわやかに描いている。陶芸では武腰潤さん(能美市)の陶芸「山蝉遊ぶ 四稜(りょう)箱」は、つる草に止まるヤマセミの姿を達者な絵筆で描いて印象深い作となった。

 会場横には、入札制のチャリティー展も開催。愛らしい小品が110点寄せられ、早速希望価格を記入する人もいた。6日夕方に落札者が決まる。

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