ジャンル・エリア : 石川 2011年06月03日

金箔を使って制作された写真撮影スポット「かぐやの舞台」=JR金沢駅で
金沢の伝統工芸・金箔(きんぱく)を張り巡らせたモニュメントが2日、JR金沢駅構内にお目見えした。円形の台座に上がり、記念撮影ができる「黄金のステージ」で、金沢百万石まつり(3~5日)目当ての観光客にもPRする。(前口憲幸)
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竹取物語に登場する光る竹を表現したモニュメントで、名称は「かぐやの舞台」。県箔商工業協同組合、金沢箔技術振興研究所が共同制作した。
高さ約10センチの台座(直径約1.8メートル)の周囲に、計17本の塩化ビニール製の竹(直径約14センチ)を立てた。竹は高さ0.8~1.8メートルで、斜めにカットした内部には銀箔を張った豪華な仕上がり。観光客が次々と輝く竹に囲まれて記念撮影していた。
昨秋に開館した金沢市安江金箔工芸館(東山)の記念制作の一環で、総事業費は約100万円。同館内に常設していたが、まつり開幕に合わせて駅構内の改札口付近に移動した。設置は15日まで。