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【富山】光る へら押しの技法 高岡の彫刻家 串田さん拓本展

ジャンル・エリア : 富山  2011年06月16日

繊細な拓本が並ぶ会場=高岡市鋳物資料館で

繊細な拓本が並ぶ会場=高岡市鋳物資料館で

鋳物資料館

 高岡鋳物発祥の地・高岡市金屋町出身の彫刻家串田保二さん(61)=同市石瀬=が、鋳物の伝統技法を使って作ったレリーフ(浮き彫り)を写した拓本の作品展が、同町にある市鋳物資料館で開かれている。7月11日まで(火曜休館)。入場無料。

 
 今年が金屋町の開町400年に当たることを記念した企画展。レリーフを作る際に駆使したのは「へら押し技法」と呼ばれる技。釣り鐘などの鋳物に模様や絵柄をつけるため、鋳型にへらを使って模様などを描く手法だ。

 拓本は約20点を展示。福岡市の寺に納められた釣り鐘の拓本は、へらを使ったとは思えないほど繊細な竜や天人が墨で浮かび上がっている。

 19、20の両日にある同町伝統の「御印(ごいん)祭」や、御車山、五箇山、雨晴海岸、瑞龍寺、愛らしい地蔵などの拓本は、串田さんがへら押し技法が衰えないように習作した作品。

 串田さんは「節目の年に地元で個展ができるのはうれしい。地元にすばらしい技法が残っていて、いろいろなものが描けることを知ってほしい」と話している。

 28日には展示替えをし、県内各地の山車の拓本を増やす予定。 (飯田克志)

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