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【長野】駒ケ根で井月と空谷を知る講演会 15日、イノシシ丼半額券配布も

ジャンル・エリア : 甲信越  2008年11月07日

井月が好んだイノシシ肉を使って開発した「井月丼」。15日の講演参加者には半額券が配られる=駒ケ根市中央の水車で

井月が好んだイノシシ肉を使って開発した「井月丼」。15日の講演参加者には半額券が配られる=駒ケ根市中央の水車で

 伊那谷で多くの句を詠んだ“漂泊の俳人”井上井月(せいげつ)と、井月を世に知らしめた駒ケ根市中沢出身の医師下島空谷(くうこく)について知る講演会が15日午後1時から、駒ケ根市の赤穂公民館である。参加無料。井月が好んだイノシシ肉を使った「井月丼」の半額券配布もある。

 
  空谷(本名勲)は幼少期に見知っていた井月に句集がないことを惜しみ、1921(大正10)年と30(昭和5)年に句集を編集して出版。東京で医院を営み、芥川龍之介の主治医で、芥川が井月を評価するきっかけをつくった。

 講演会は、市周辺の有志4人の「駒ケ根文芸セミナー」が初めての活動として主催。空谷に光を当てる機会は市内では珍しいという。井月についてのビデオを上映し、井月を研究する俳人中井三好さんが講演。空谷に芥川が贈った書も展示。「こんな面白い人が駒ケ根にいたと知ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 「井月丼」は、セミナー発起人の一人で、JR駒ケ根駅前の飲食店「水車」の宮沢宏治さん(46)が、井月が旧四徳村の門人と好んで食べ、関連する句も残る「しし鍋」をヒントに開発した。しょうゆ味で牛丼に似ていて950円。女性に人気という。

 講演会は申し込み不要。問い合わせは、セミナー事務局=電0265(82)5060=へ。

 (石川尚里)

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