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【静岡】石巻の児童が鍋などで思い思いに 静岡文化芸大でがれきのオブジェ展

ジャンル・エリア : 静岡  2011年07月22日

がれきから見つかった家電製品の部品から制作した作品=浜松市中区中央の静岡文化芸術大学で

がれきから見つかった家電製品の部品から制作した作品=浜松市中区中央の静岡文化芸術大学で

「復興のシンボルに」期待

 東日本大震災で被災した児童ががれきを集めて作ったオブジェの作品展「ワタノハスマイル-子ども達が作った復興のオブジェ展-」が21日、浜松市中区中央の静岡文化芸術大学ギャラリーで始まった。24日まで。入場無料。 (原田遼)

 
 同大学の学生でつくる震災支援組織「SUAC For Japan」と、宮城県石巻市の渡波(わたのは)小学校でボランティア活動を行うNPO「スマイルホープ」(山形市)が主催。同小の児童約30人が作った人の顔や動物、ロボットなどのオブジェ70点展示した。

 同小は約2メートルの津波が押し寄せ、校庭にがれきが散乱。同NPO代表でイラストレーターの犬飼ともさん(32)が4月、同小で避難生活を送る児童に呼び掛けて、制作が始まった。児童は校庭から鍋やヤカン、ブラシ、電話、おもちゃなどを拾い集めて、思い思いの感覚でつなぎ合わせた。

 避難所で展示したところ好評で、同NPOが全国で展示会を企画。同小で一緒にボランティア活動をしたSUACと共同で浜松の開催が決まった。

 犬飼さんは「児童は本当に楽しんでいた。悲しみの象徴であるがれきから笑顔が生まれたことがすごい」と、感嘆。SUACの座間優貴代表(20)は「宝箱を開けるような感じ。復興のシンボルになってほしい」と期待した。

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