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御在所岳山上公園 三重県菰野町

ジャンル・エリア : 三重  2011年08月04日

マーキング調査のため、捕虫網を手にアカトンボを追いかける子どもら=三重県菰野町で

マーキング調査のため、捕虫網を手にアカトンボを追いかける子どもら=三重県菰野町で

アカトンボの“避暑地”

 夏の間、アカトンボが“避暑”に訪れるという、三重県菰野町の御在所岳(1、212メートル)山上(さんじょう)公園を訪ねた。麓の湯の山温泉から「御在所ロープウエイ」で終点の山上公園駅まで約2.1キロ。高低差780メートルを約12分で上る。「リリリ…」。標高1000メートル辺りから聞こえ始めるエゾハルゼミの鳴き声が涼を誘う。

 「平地より10度涼しい」という同公園では、子どもたちが手に手に虫採り網を持ち何かを追いかけている。40年前から続いているアカトンボのマーキング調査だ。涼しい山上で夏を過ごすアカトンボを捕まえ雄雌を記録し、羽に赤色のフェルトペンで御在所のアルファベットの頭文字「G」を書いて放す。大阪府茨木市から来た小学生と幼稚園児を連れた親は「1時間で9匹。夢中で追いかけてます」と、子どもたちの集中力に驚いていた。網や記録紙は、同駅近くの「ございしょ自然学校」で無料で貸し出しており、大人も体験できる。

 国道477号沿いの道の駅「ふるさと館」へ寄った。町名の由来になったイネ科の植物マコモを使った特産品のほか、産直品も販売。敷地内には電気自動車の充電スタンド(無料)もある。マコモは、秋に収穫される肥大化した茎の部分(マコモタケ)と粉末にした葉を食用にする。ベータカロチン、ビタミン類を多く含む健康野菜として注目されている。

マコモを使った冷麺とちらしずしのセット料理

マコモを使った冷麺とちらしずしのセット料理

 併設の食事どころ「マコモの里」では、マコモタケの粉末を練り込んだ冷麺、マコモタケの薄切りを混ぜ込んだちらしずしのセット(750円)がお薦め。粉末にした葉は抹茶の味わいで、かき氷(300円)も人気がある。

 ▼メモ 御在所ロープウエイは、近鉄湯の山温泉駅よりバス・三交湯の山温泉下車。マイカーは東名阪・四日市ICより約11.5キロ。ロープウエイ往復運賃は大人2100円、4歳以上小学生以下1050円(8月31日まで600円)。駐車場800円。(電)059(392)2261=御在所ロープウエイ。道の駅は無休。マコモの里は土日祝日のみ営業(8月は無休)。(電)059(394)0050=菰野町観光協会

(中日新聞夕刊 2011年8月4日掲載)

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