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二川宿本陣資料館 愛知県豊橋市

ジャンル・エリア : 愛知  2011年08月25日

旅籠屋「清明屋」で、江戸時代の雰囲気に浸る見学者

旅籠屋「清明屋」で、江戸時代の雰囲気に浸る見学者

江戸の旅人気分満喫

 江戸時代の「旅」をテーマにしている、愛知県豊橋市の二川宿本陣資料館を訪ねた。

 二川は、東海道33番目の宿場町。旧東海道沿いに往時の町割りをほぼ残す。同館は、大名らが宿泊した本陣と、隣接する旅籠(はたご)屋「清明屋」、土蔵風の資料館からなる。江戸時代後半に火事が少なく戦火も免れたため、図面や日記、帳簿といった資料が多く残っているそうで、資料を基にした展示物は説得力があり面白い。

 同県豊川市から来た年配の夫婦は「こんなに見応えがあるいい所と思わなかった」と感心していた。本陣主屋の一角では、江戸時代の旅人の扮装(ふんそう)体験も。9月4日まで、開館20周年記念「棟方志功の東海道五十三次展」を開いている。

 腹ごしらえは、市を挙げて売り出し中の「豊橋カレーうどん」。参加店は市内に48軒。店頭に掲げたのぼりが目印。丼の下から順にご飯、とろろ、カレーうどんを盛り付けるのが特徴。材料に自家製麺や豊橋産ウズラ卵を使うなど5つのルールを守り、各店独自の工夫を凝らしている。

野菜などで美しく盛り付けられた砂場大清水店の「豊橋カレーうどん」

野菜などで美しく盛り付けられた砂場大清水店の「豊橋カレーうどん」

 砂場大清水店の豊橋カレーうどん(850円)は、ウズラ卵フライ2本にプチトマトやナス、水菜など盛り付けられた野菜の彩りも美しく、携帯電話で写真を撮る女性客もいるとか。「カレーに負けないよう6種類のだしを使い、立体的な盛り付けを心がけた」と、同店2代目の藤城裕樹さん。具材の食感の違いが面白く、定食を平らげたような満腹感で、夏のスタミナ回復にお薦めだ。

 ▼メモ 二川宿本陣資料館は、JR東海道線の二川駅より徒歩約15分。マイカーは東名・豊川ICから約45分。午前9時30分~午後5時、月曜定休。入館は大人400円、小・中・高生100円。(電)0532(41)8580。豊橋カレーうどんの問い合わせは、豊橋観光コンベンション協会(電)0532(54)1484

(中日新聞夕刊 2011年8月25日掲載)

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