【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【静岡】三遠南信の祭り風景を記録 浜松で写真家・北川さんが作品展

【静岡】三遠南信の祭り風景を記録 浜松で写真家・北川さんが作品展

ジャンル・エリア : 静岡  2011年09月07日

三遠南信地域の祭りを四季ごとに写真に収めた北川天さん=浜松市西区の舞阪郷土資料館で

三遠南信地域の祭りを四季ごとに写真に収めた北川天さん=浜松市西区の舞阪郷土資料館で

 浜松市博物館の巡回写真展「天竜川流域の伝統の祭り」が、西区舞阪町の舞阪郷土資料館で開かれている。三遠南信地域の農村で古くは鎌倉時代から続く神事を記録。華やかな舞や火を操る勇壮な姿だけでなく静かに祈る住民たちにもレンズを向け、祭りが持つ意味をあぶり出した。 (南拡大朗)

 
 同市北区細江町の写真家北川天(たかし)さん(64)による36点を展示。長野県遠山郷の「霜月祭り」から始まり、地元細江町の「祇園祭り」、水窪の「盆送り」など、四季ごとにまとめた。

 元高校教諭の北川さんは、35年ほど前から静岡、愛知、長野の3県にまたがる地域の祭りに通い続けていて、その数は100カ所にのぼる。県は違ってもお面や舞に共通点があり、種類も「日本中で一番多い」と北川さんは言う。

 写真が展示された祭りの中には、東日本大震災後に自粛を決めたところがある。北川さんは「祭りは“騒ぎ”だけではない。こういう時だからこそ地域がまとまって祈り、天災や疫病を乗り越えるという本来の意味を見直したい」と話している。

 10月2日まで。舞阪での展示の後、来年4月まで市民ミュージアム浜北(浜北区)、姫街道と銅鐸(どうたく)の歴史民俗資料館(北区)、春野歴史民俗資料館(天竜区)、水窪民俗資料館(同)を巡回する。

旅コラム
国内
海外