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秋の高山祭、からくり稽古始まる 久々生演奏へ人形躍動

ジャンル・エリア : 岐阜  2011年10月06日

天生県立自然公園内にある高層湿原では、ナナカマドやシラビソの実がたわわになっていた

天生県立自然公園内にある高層湿原では、ナナカマドやシラビソの実がたわわになっていた

紅葉の原生林を散策

 岐阜県飛騨市の天生(あもう)県立自然公園は、標高1、290メートルの天生峠から同1、744メートルの籾糠(もみぬか)山にいたる豊かな森林帯。高層湿原やブナ、カツラの原生林があり雄大な自然を体感できる。

 無料駐車場のある登山口から全行程の中ほどのカラ谷分岐までの往復約3.2キロを、ガイドの影山節子さんと3時間かけて歩いた。木立に囲まれた緩やかなアップダウン。水の通り道、地形の違いで植生が全く異なることに驚かされる。影山さんが「今年は花の咲き年、実のなり年」と言う通り、黒や赤、青などの木の実が目に鮮やかだ。クマやネズミの大好物ブナの実も6年ぶりの豊作らしい。

 紅葉の最盛期は20日ごろの見込み。23日にJR名古屋駅発1泊2日(2万9500円)のバスプラン「森の達人と歩く天生と大白川」があり、お薦め。

 飛騨の山里の暮らしに触れるなら、同市宮川町種蔵(たねくら)地区の板倉の宿「種蔵」へ。地区内の古民家と三棟の板倉(離れ)を移築再生し、2年前に開業した。居心地の良さと地の食材を使ったお母さんたちの手料理が評判。上手に保存した山菜をさまざまな調理法で楽しめるほか、いろりであぶった宮川の落ちアユやいも田楽、手作り豆腐、手打ちそばなどがしみじみおいしい。

板倉の宿「種蔵」では、山菜や落ちアユなどの滋味豊かな田舎料理が味わえる

板倉の宿「種蔵」では、山菜や落ちアユなどの滋味豊かな田舎料理が味わえる

 一帯は石積みの棚田や板倉が残る風情豊かな段丘地。各家では代々、穀物貯蔵や養蚕室、家財置き場として板倉を大切にしており、種蔵の地名の由来にもなったという。宿泊者が希望すれば集落内を案内してくれる。

 ▼メモ 天生県立自然公園へは、高山濃飛バスセンターなどからシャトルバス運行(31日まで1日1往復)、要予約(電)0577(32)1688。車は東海北陸道・白川郷ICから国道360号で約20分。入山時、協力金500円。ガイドは1人につき2000円から要予約(電)同(65)2211。

 板倉の宿・種蔵は、1泊2食付きで大人1万2000円。年内は11月末まで。3日前までに要予約(電)090(5638)5872。全般の問い合わせは、飛騨市観光協会(電)0577(74)1192。

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