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【三重】野菜直売所、21日オープン 多気の農村料理店「まめや」

ジャンル・エリア : 三重  2011年10月19日

おから堆肥で作った野菜を取りそろえる直売所「田舎のおすそわけ」=多気町丹生で

おから堆肥で作った野菜を取りそろえる直売所「田舎のおすそわけ」=多気町丹生で

 多気町丹生の農村料理店「まめや」が21日、地元野菜の直売所をオープンさせる。その名も「田舎のおすそわけ」。まめやのおからを使った堆肥で、農家に“豆が育てた野菜”を作って出荷してもらう。農村の基盤である農業を次の世代につないでいく取り組みだ。

 
 直売所は、現在の店舗の前に新設。広さは23坪(76平方メートル)あり、野菜のほか、既存の店舗で販売してきた豆腐やみそなどの加工品も並べる。

 直売所に出荷するのは同町内や近郊の農家。50軒が説明会に参加した。町内のリサイクル業者で作ったおから堆肥を農家に無料で提供。基本的には、おから堆肥で野菜を生産してもらう。まめやが自前の畑で使用し、土壌改良につながるなど効果が出ている。

 まめやの料理で使われる野菜を生産するのは、地元の70~80代の農家が中心。現状のままでは、農業の担い手がいなくなると懸念されている。まめや代表の北川静子さん(56)は「大規模農業だけでは、農地は守れても農村は守れない」と指摘。少量多品目の農家こそ農村に不可欠で、次の世代の野菜作りを支援する必要があると説く。

 この取り組みでは、自家で消費するよりも少し多く野菜を生産し、出荷してもらう。売り場がある上に、売れ残った野菜をまめやが引き取るため、農家の生産意欲を高めると期待される。

 さらに、売り上げの5%は「農村応援費」として積み立て、畑作を始める若者や農村を活性化するイベントの一部に使えるようにする。

 北川さんは「生産者、消費者と一緒になって、地域の人たちと時代のつながりをつくっていきたい」と話している。 (戸川祐馬)

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