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【長野】諏訪で和宮下向150周年の特別展 古文書など初公開

ジャンル・エリア : 甲信越  2011年11月14日

尾張藩の炊き出しを担った問屋の木札=諏訪市で

尾張藩の炊き出しを担った問屋の木札=諏訪市で

 皇女和宮(1846~77年)の下向150周年を記念した特別展「和宮様諏訪御通行物語-諏訪大慌て」が12日、諏訪市博物館で始まった。12月4日まで。

 
 和宮親子内親王は仁孝天皇の第八皇女で孝明天皇の異母妹。公武合体策により16歳だった1861年、徳川14代将軍家茂に降嫁した。総勢3万人の行列は10月20日に京都を出発。中山道を歩む行列の長さは50キロに及んだ。下諏訪宿の宿泊は11月5日。

 特別展では、役人の覚書や宿割り帳などの古文書19点を展示。主に同館所蔵品でほとんどが初公開という。橋や道路の補修、甲州まで地域を広げた人集め、布団や茶わんの確保などの事前の準備から、警護のための諸藩応援の受け入れ準備や鉄砲調達、通過後の諸経費にかかわる訴えまで激動の半年間が伝わってくる。

 無事の通過を感謝する幕府から高島藩への謝礼文、警護を担当した尾張藩のために炊き出しをした問屋の木札1点なども展示されている。

 同館の左嵜(さざき)祥子主事は「幕府と朝廷の政治的駆け引きで決まった降嫁で警護は厳重を極めた。諏訪地方の負担も相当だったことを展示品を通じて知ってほしい」と話していた。 (梅村武史)

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