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【福井】詩人則武三雄さんの書棚復元

ジャンル・エリア : 福井  2008年11月12日

復元された則武三雄さんの書棚=福井市の県立図書館で

復元された則武三雄さんの書棚=福井市の県立図書館で

 戦後福井の文壇の礎を築いた詩人、則武三雄(かずお)さん(1909-90年)の作品や遺品を紹介する「則武三雄と北荘文庫」展が11日、福井市の県立図書館で始まった。直筆原稿やページがはがれるまで読み込まれた愛読書などが並び、文学に情熱を傾けた則武さんの熱い思いを伝えている。12月23日まで。

 
 初の著書「私版鴨緑江」や詩集「葱(ねぎ)」などの書籍35点のほか、眼鏡やたばこなどの遺品約30点、則武さんが主宰した「北荘文庫」の刊行作品70点を展示している。

 未発表の可能性がある直筆原稿のほか、晩年にがんとの闘病生活の中でも執筆活動を続けたことを物語るノート、福井市内の自宅書斎にあった書棚を忠実に復元した展示もあり、訪れた人の注目を集めていた。

 則武さんは鳥取県米子市出身。第2次世界大戦後は師事した三好達治の招きで雄島村(現坂井市)に移住。その後福井市に拠点を移し、県立図書館司書として働く傍ら福井の文学活動の拠点となる「北荘文庫」を主宰し、多くの詩人を育てた。来年は生誕100周年に当たる。

 (加藤聖子)

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