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【石川】熊田の向学心 探る 独学の本や手紙40点

ジャンル・エリア : 石川  2011年12月07日

熊田の向学心がうかがえる書物が並べられた会場=白山市呉竹文庫で

熊田の向学心がうかがえる書物が並べられた会場=白山市呉竹文庫で

呉竹文庫で冬季展

 明治から大正時代に活躍した実業家熊田源太郎が収集した書物を所蔵している白山市湊町の呉竹文庫で、冬季展「学ぶ・育てる」が開かれている。熊田の飽くなき向学心がうかがえる書物が並べられ、訪れた人は興味深げに鑑賞している。来年2月21日まで。(高橋貴仁)

 
 40点の本や手紙を展示。上級学校への進学を諦め、17歳から家業を継いだ熊田が、独学のために集めた書物を中心に選んだ。

 明治時代に早稲田大学出版部から発行された大学講義の内容をまとめた雑誌を多数展示。種類も商業や政治、経済など多岐にわたっており、熊田の知識欲の深さが伝わってくる。

 「子供の科学」や「綴方(つづりかた)研究」など子ども向け書物を集めて、自宅を図書館として開放したり、学資援助をしたりするなど地域の教育に熱心だった熊田に、感謝する手紙なども展示されている。

 日銀総裁に2回就任し、米国大使も歴任した小松市出身の新木栄吉(1891~1959年)からの近況報告や、熊田からの学資援助へのお礼のはがきが3枚並べられ、来館者は熱心に見つめている。

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