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【静岡】不思議!!深海生物200種を展示 あす、沼津に水族館オープン

ジャンル・エリア : 静岡  2011年12月09日

シーラカンスの標本を前に、「深海は分からない部分があるから面白い」と話す石垣館長=沼津市千本港町で

シーラカンスの標本を前に、「深海は分からない部分があるから面白い」と話す石垣館長=沼津市千本港町で

シーラカンス標本やサクラエビなど

 国内初の深海生物をテーマとした水族館「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」が10日、沼津市千本港町にオープンする。「生きた化石」とされるシーラカンスの標本は、国内唯一の常設展示。最深約2500メートルの駿河湾で捕れた珍しい深海魚など、約200種を観賞できる。 (谷岡聖史)

 
 シーラカンスは、1980年代に日本の調査隊がアフリカ・コモロ諸島沖で捕獲した冷凍2体と剥製3体で、いずれも体長155~170センチの雌。金沢市の動物園で一時展示されたが、ワシントン条約でシーラカンスの商業目的の取引が禁止された91年以降、お蔵入りに。取引禁止以前に捕獲されたことが2009年に証明され、同水族館が購入して再び日の目を見ることになった。

 館内の駿河湾沿岸を再現した水槽では、不法投棄された古タイヤや自転車の間をネンブツダイなどの群れが泳ぐ様子を紹介。サクラエビやヌタウナギ、メンダコなど、運搬や飼育が難しい種類を並べたコーナーも。湾として日本一深い駿河湾に面した地の利を生かすことで、生きたままの展示が可能になったという。

 館長には、国内外170の水族館に生物を納入する「ブルーコーナージャパン」(三島市)代表の石垣幸二さん(44)が就任。「シーラカンスは雄が発見されていないなど謎が多い。研究機関とも提携し、多くの人に深海の面白さを知ってもらいたい」とPRしている。

 開館時間は午前10時~午後6時。大人1600円、小中学生800円、幼児400円。年中無休。問い合わせは、同館=電055(954)0606=へ。

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