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【福井】墨一色で動植物表現 福井で伊藤若沖らの作品展

ジャンル・エリア : 福井  2011年12月27日

墨絵の美しさを紹介する展示。手前は伊藤若冲の「双鶏図」=福井市の愛宕坂茶道美術館で

墨絵の美しさを紹介する展示。手前は伊藤若冲の「双鶏図」=福井市の愛宕坂茶道美術館で

 墨一色の濃淡やかすれ、にじみで無限の表情を見せ、茶席の掛け物として珍重された「墨絵」を紹介する企画展「墨絵の美-白の静寂 黒の躍動」が、福井市足羽1丁目の愛宕坂茶道美術館で開かれている。3月6日まで。

 
 華麗な色彩の動植物画で知られる伊藤若冲ら、室町~江戸時代の絵師の8点を展示。竹や梅などが描かれた、簡潔な構図ながら深い余情のある作品が並ぶ。若冲の双鶏図には、勢いのある筆致で鶏が生き生きと描かれ、絵師の卓越した観察眼を感じさせる。

 初春にふさわしい茶道具も13点が並ぶ。スイセンを立体的に表現した香合や、緻密な細工の蒔絵(まきえ)硯箱(すずりばこ)といった華やかな作品や、瓢箪(ひょうたん)を逆さにした形の「箪瓢釜」などの遊び心あふれる作品が、見る人の心に華やぎを与えてくれる。

 美術館は28日~1月4日が休館。観覧料100円。問い合わせは同館=電0776(33)3933=へ。 (林朋実)

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