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熊野古道・馬越峠 三重県紀北町

ジャンル・エリア : 三重  2012年01月12日

静寂に包まれた馬越峠の石畳を歩く旅行者

静寂に包まれた馬越峠の石畳を歩く旅行者

石畳に往時の風情

 熊野灘に面した三重県東紀州地域の紀北町には、熊野古道が通る峠が5つある。中でも尾鷲市境の約2キロにわたって古い石畳が残る馬越峠は、往時の風情を感じることができる人気スポット。「ずっとあこがれていて、やっと来られました」と、福島県西郷村から訪れた母と娘は、静寂に包まれた山道を上っていった。

 町では町内の指定宿に泊まると、JR名古屋駅発着の熊野古道シャトルバス往復チケット(大人4500円相当)が付くキャンペーンを実施中で、町までの交通費が実質無料になる。期間は3月31日までで400人限定。

 指定の宿は民宿10軒、ホテル、体験民泊が各1軒。伊勢エビやマンボウなど、宿によって料理の内容や宿泊料が異なり、1泊2食付き7350円から(体験民泊は1泊食事無し大人3800円、小学生半額)。1人宿泊や子ども料金を設定する宿もあり、限定数までには「まだ余裕がある」(町観光協会)という。

道の駅「紀伊長島マンボウ」で買い物を楽しむ女性客

道の駅「紀伊長島マンボウ」で買い物を楽しむ女性客

 行きのシャトルバスは、町内6カ所の停留所へ寄る。町観光協会が隣接し、荷坂峠やツヅラト峠に近い道の駅「紀伊長島マンボウ」をはじめ、馬越峠入り口にある道の駅「海山」にも止まる。

 新鮮な海の幸も魅力。今は船津川河口の白石湖で採れる渡利ガキが旬。カキにぎりずしを提供する店や1人2100円で焼きガキ食べ放題の店も。今月28日には、長島港でご当地グルメコンテストが予定されている。

 このほか、東紀州の尾鷲、熊野両市でも同様のキャンペーンをしている。

 ▼メモ 紀北町へは、熊野古道シャトルバスで名古屋駅から約2時間半。車は紀勢自動車道の紀勢大内山ICから国道42号で約15分。同町の「熊野古道シャトルバス往復チケット付き宿泊キャンペーン」の問い合わせは町観光協会(電)0597(46)3555、尾鷲市のキャンペーンは尾鷲観光物産協会(電)0597(23)8261、熊野市は熊野市観光公社(電)0597(89)2229

(中日新聞夕刊 2012年1月12日掲載)

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