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【三重】芭蕉の心感じて 伊賀の記念館で企画展に史料

ジャンル・エリア : 三重  2012年01月13日

松尾芭蕉の文学を伝える史料が並ぶ会場=伊賀市の芭蕉翁記念館で

松尾芭蕉の文学を伝える史料が並ぶ会場=伊賀市の芭蕉翁記念館で

 現在の伊賀市で生まれた俳人・松尾芭蕉(1644~94年)の文学がどのように受け継がれてきたかをたどる企画展「顕彰芭蕉-松のことは松に習へ-」が、3月15日まで伊賀市上野丸之内の芭蕉翁記念館で開かれている。

 
 芭蕉は、それまで庶民の文芸だった俳諧を芸術の域に高めたことで知られるが、自身は「貝おほひ」を除き、句集や文集を残さなかった。弟子たちは行脚の地を訪ね、発句を集めるなどして師の記憶をとどめようと努めた。

 会場には、弟子の服部土芳(とほう)や友田梢風(しょうふう)らによる、芭蕉の作風の解釈をまとめた史料など79点を展示している。

 土芳の「三冊子」には、芭蕉が俳諧指導で弟子に用いた言葉「松の事は松に習へ、竹の事は竹に習へ」について「作意から離れ、対象への感動を自然のままに表現せよということだ」との解釈がつづられている。

 学芸員の馬岡裕子さんは「現代まで引き継がれる芭蕉の心を感じていただければ」と話していた。入館料は一般300円、小中高生100円。問い合わせは記念館=電0595(21)2219=へ。 

 (安部伸吾)

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