2012年01月31日

竜が描かれている「染付双龍図薄端花器一対」など湖東焼の数々=彦根市本町のたねや美濠美術館で
江戸時代後期から明治時代中期にかけて湖東地方で作られた湖東焼の展示会「御道具の美~湖東焼道具類の名品」が、彦根市本町のたねや美濠(みほり)美術館で開かれている。
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湖東焼は、彦根城下の古着商、絹屋半兵衛が伊万里焼の職人を招いて始めた。井伊家12代当主の直亮(なおあき)が藩窯にして栄えたが、幕末の大老・直弼が桜田門外の変で暗殺された後に藩窯が廃止され衰退していった。
同館では、染め付けや赤絵、色絵の花器や大皿など53点を展示している。目を引くのは5本爪の中国の皇帝の竜が描かれている「染付双龍図(そめつけそうりゅうず)薄端花器一対」(口径35センチ、高さ25.6センチ、胴23センチ)。成形などの作業が難しく、本来は銅や青銅で作られる薄端花器が陶器で表現されている名品という。
担当の杉岡茂郎研究員は「茶道や書道、香道の優れた道具を見てほしい」と来場を呼び掛けている。
5月下旬まで。開館は午前10時から午後5時まで。入館料は500円。
(古根村進然)















