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【静岡】神聖な絵柄 絹織物の収蔵品を展示 磐田のシルクロード・ミュージアム

ジャンル・エリア : 静岡  2012年02月01日

左右対称な絵柄の大きな絹織物などが並ぶ会場=磐田市上野部のシルクロード・ミュージアムで

左右対称な絵柄の大きな絹織物などが並ぶ会場=磐田市上野部のシルクロード・ミュージアムで

 シルクロード貿易で、中央アジア・現ウズベキスタンのイラン系ソグド人が盛んに取引したといわれる絹織物「ソグド錦」が、磐田市上野部のシルクロード・ミュージアムに展示されている。

 
 4~9世紀にかけて、ソグド人が信仰した拝火教に由来する独特の絵柄に織られた絹織物5点を収蔵。縦横約1メートルの大きな織物もあり、保存が難しい絹としては珍しいという。

 左右対称に2頭のシカが向き合い真珠で囲まれたデザインは、動物が神聖視され、真珠が王権を意味したことに由来する。王が神からリボンのついた冠を授かることから、動物にはリボンも飾られている。

 鈴木鉄男館長が、東京の古美術店から買い付け。同級生で、古代オリエント文化を研究する中央大総合政策学部の田辺勝美教授による解説も添えられている。

 鈴木さんは「シルクロードの名前の由来である絹織物が見たいという声が多かったので、どうしても展示したかった。あの時代にこんなきれいな柄が出せるのかと驚いた」と話す。

 同ミュージアムは4年前に古民家を改造してオープン。ガンダーラ彫刻や仏像、人間国宝の陶芸品や、すずりなど約320点を常設展示している。

 入場料は800円。月曜定休。問い合わせは同館=電0539(63)5050=へ。 

(木許はるみ)

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