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庄川峡&チューリップ 富山県南砺・砺波市

ジャンル・エリア : 富山  2012年02月02日

水墨画の世界に入り込んだような冬の庄川峡遊覧

水墨画の世界に入り込んだような冬の庄川峡遊覧

冬景色と春の花を満喫

 富山県砺波市の小牧ダムから、庄川上流の谷あいに続く庄川峡。静まり返った雪景色の中を遊覧船で進むと、息をのむ渓谷美が広がっていた。

 遊覧船は、ダムから上流の長崎大橋(南砺市)間を約25分かけて往復する。エメラルドグリーンの水面から峡谷を見上げると、淡雪をかぶった山一面の木々が満開の桜のようにも見える水墨画の世界。曲がりくねった谷間は、視界が開けるたびに異なった表情を見せわくわくする。

 越冬で飛来した水鳥が水面を彩り、カモシカやイノシシなど野生動物を見かけることも。横浜市から来たという夫婦は「山並みと雪の調和が美しい」とため息をつき、盛んに写真を撮っていた。長崎大橋からさらにさかのぼると、船でしか行けない秘境の一軒宿「大牧温泉」がある。

一年中チューリップが咲いているチューリップ四季彩館

一年中チューリップが咲いているチューリップ四季彩館

 冬景色を満喫したら、一足早く春に会いにチューリップ公園隣の四季彩館へ。常時約3000本のチューリップを展示し、「年中咲いているチューリップが見られるのは世界でここだけ」とスタッフの三上亜紀代さんは胸を張る。明るくかわいらしい花に囲まれ、華やいだ気持ちになった。

 歴史や文化をわかりやすく紹介するミュージアムもあり、花びらの形状や開き方の違い、種類の多さにびっくり。チューリップの故郷がトルコであることを知った。

 テラスではチューリップをはじめとしたピンク系の花を集めた「ピンクガーデン」を21日まで展示中。10~19日は、2万本のチューリップやチューリップスイーツが登場する「春を呼ぶチューリップ展」を催す。

 ▼メモ 庄川遊覧船は、JR城端線砺波駅から加越能バス・小牧堰堤下車すぐ。車は北陸自動車道・砺波ICから国道156号で約20分。遊覧船は土日祝日の午前10時20分と午後1時50分発。大人1000円、小学生500円。(電)0763(82)0220。四季彩館は水曜、第3木曜定休(2月15、16日は営業)。入場大人300円、小中学生150円(2月10~19日は各500円、250円)(電)0763(33)7716

(中日新聞夕刊 2012年2月2日掲載)

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