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【静岡】駿河竹千筋細工など550点展示 浜松・遠鉄百貨店で「郷土工芸展」開幕

ジャンル・エリア : 静岡  2012年02月24日

竹ひごを削り駿河竹千筋細工を実演する篠宮さん=浜松市中区の遠鉄百貨店で

竹ひごを削り駿河竹千筋細工を実演する篠宮さん=浜松市中区の遠鉄百貨店で

 国と県が指定する県内の伝統工芸品を集めた「静岡県の郷土工芸展」(中日新聞東海本社後援)が23日、浜松市中区の遠鉄百貨店8階のギャラリーロゼで始まった。27日まで。入場無料。 (福田大展)

 
 伝統工芸品をPRして子どもたちにものづくりの素晴らしさを伝えようと、職人たちでつくる県郷土工芸品振興会などが主催した。毎年開催し、今年で11回目。駿河漆器や駿河塗下駄、掛川手織葛布(ておりくずふ)など10種類の工芸品550点が展示されている。

 駿河竹千筋細工(たけせんすじざいく)のブースでは、この道50年の静岡市駿河区八幡の篠宮康博さん(70)が制作を実演。竹を割いて直径0.6ミリの竹ひごを作り、繊細な竹細工を組み立てていた。

駿河漆器のキーホルダー作りに挑戦する児童たち=浜松市中区の遠鉄百貨店で

駿河漆器のキーホルダー作りに挑戦する児童たち=浜松市中区の遠鉄百貨店で

 篠宮さんは「10年ほど前から若い職人が少なくなり、若手の育成に励んでいる。竹は柔軟で自由に形作れる魅力的な素材。昔から続く日本の美を絶やしたくない」と話した。

 会場では駿河漆器のキーホルダー作り体験教室も開かれ、この日は市内の児童87人が参加。静岡市葵区田町の安藤漆工房の安藤嘉津夫さん(73)が講師を務めた。児童たちは漆を塗った板に卵の殻を接着させ、サクラの花びらや音符などのもようを施していた。

 25日は午前10時半~午後6時の間に、1時間の制作体験教室を5回開催。駿河竹千筋細工の盛りかごや虫かご、駿河漆器のブローチを作る。定員は各回10人ずつで、参加費は1000円。申し込みは展示会場=電053(457)6042=へ。

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