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【富山】オオグチボヤ 謎多き住民 富山湾深海に群生 半透明で口ぱくぱく

ジャンル・エリア : 富山  2012年03月06日

口を開閉するオオグチボヤ=魚津水族館で

口を開閉するオオグチボヤ=魚津水族館で

魚津水族館が展示再開

 魚津水族館(魚津市三ケ)は6日から、富山湾の深海に群生する謎の生物「オオグチボヤ」(ホヤの仲間)の飼育展示を再開する。毎年、個体が入手できる2月から2、3カ月展示しており、今回は15匹を飼育する。

 
 一日に魚津市青島沖の水深400~450メートルの海底で捕獲された。体長約5~15センチで体色は半透明。口(入水孔)をゆっくりと開閉する奇妙さが人気。

 水槽は深海の状態に近づけるため、水温2度を維持。オキアミをすりつぶした汁を水流に混ぜて与える。

 深海と海面の水温差が小さい冬の間、仕掛けられた刺し網で、木の枝やロープに付着した状態で引き揚げられるのが唯一の入手方法。飼育法は確立されておらず、水族館は2005年から長期飼育に挑戦していて、最長記録は11カ月間。

飼育研究係員の草間啓さん(28)は「謎が多い生物。水流の強さや餌の量を変えるなどいろいろやってみて、飼育期間を伸ばしたい」と話す。

オオグチボヤの群生地は米国西海岸のモントレー湾が有名。01年以降の調査で魚津沖などの深海でも群生地が見つかり、富山湾がオオグチボヤの一大群生地とみなされている。 (武田寛史)

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