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【石川】標本が伝える尾小屋鉱山 小松の資料館 元館長寄贈の250点展示

ジャンル・エリア : 石川  2012年04月04日

尾小屋鉱山の主要な鉱石をまとめた標本などが並べられたギャラリー=県尾小屋鉱山資料館で

尾小屋鉱山の主要な鉱石をまとめた標本などが並べられたギャラリー=県尾小屋鉱山資料館で

 小松市尾小屋町の県尾小屋鉱山資料館長を2000年から2年間務めた故丸田兀(たかし)さんが集めた岩石・鉱物の標本250点が、同館で展示されている。7月上旬まで。(井上真典)

 
 丸田さんは同市塩原町に住み、市内の小中学校の理科の教諭を務める傍ら尾小屋鉱山周辺の地学を研究。紫水晶や黄銅鉱、黄鉄鉱など鉱物標本は尾小屋鉱山が操業していた1960年代に丸田さんが鉱山で採取した。岩石は、市内各地で建材用などに産出された緑色凝灰岩を石切り場ごとに集めたほか、南加賀周辺で収集した九谷焼の原料の陶石など貴重な資料がそろっている。

 標本は丸田さんが04年に亡くなった後、昨年末に遺族が寄贈した。昨年12月末まで館長を務めていた山本宗則さんは「いつ、どこで採取されたのか記録されているので、尾小屋の鉱石分布を知るには非常に役に立つ」と話す。

 丸田さんが研究をまとめ、自費出版した「GaIa(ガイア)」も寄贈。尾小屋鉱山の鉱業所の概要や子どもたちと鉱山の地下数100メートルまで下りて、鉱石を採取した様子なども分かる。

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