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【三重】県立美術館で榊莫山さん作品展

ジャンル・エリア : 三重  2012年04月09日

詩書画一体の連作「伊賀八景」などが並ぶ会場=津市の県立美術館で

詩書画一体の連作「伊賀八景」などが並ぶ会場=津市の県立美術館で

 書と絵、詩を組み合わせた「詩書画一体」の世界を創出した伊賀市出身の書家榊莫山さん(1926~2010年)の作品展(中日新聞社後援)が7日、津市の県立美術館で始まった。少年時代から晩年までの作品が公開され、作風の幅広さがうかがえる。

 
 昨年、遺族が同館に寄贈した作品など133点を展示した。詩書画一体の作品では、故郷を表現した8枚の連作「伊賀八景」が代表的。伊賀上野城の高石垣の絵に「淡イ光デ石垣ガ ナントナク悲シゲナノガ美シイ」と記すなど独特の世界観を醸し出している。

 端正な字で記された少年時代の漢詩の書や、親交のあった伊賀市出身の画家の故元永定正さんとの書画の共作など貴重な作品も多い。毛利伊知郎副館長は「前衛的な作風から伝統的なものまで多彩で、関心の幅広さが分かる」と解説する。

 5月20日まで。21日と5月12日は毛利副館長の作品解説、4月28日は榊さんの長女せい子さんと榊さんに書を学んだ東大寺別当の北河原公敬さんの対談がある。対談は4月17日必着ではがきでの申し込みが必要。
問い合わせは県立美術館=電059(227)2100=へ。月曜休館。
(河北彬光)

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