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【愛知】木曽川沿いにサイクリングコース 全長34.8キロ

ジャンル・エリア : 愛知  2012年04月19日

ツインアーチ138をバックに自転車をこぐ人たち=一宮市浅井町河田で

ツインアーチ138をバックに自転車をこぐ人たち=一宮市浅井町河田で

 稲沢市と犬山市を結ぶ木曽川沿いに、全長34.8キロのサイクリングコースができた。新緑が映える今は、自転車を駆るにはもってこいの季節。快晴の18日午後、沿道の4市1町が作ったカラフルな地図を手に、約11キロの区間を試走した。

 
 一宮市の大野極楽寺公園で自転車を借りて、コース東端の木曽川犬山緑地を目指す。ジャケットを脱いでギア付きの家庭用自転車にまたがり、いざ、出発!

 芝生整備の匂いを吸い込みながら河川敷の自転車道に出ると、すぐにきれいな休憩所を発見。マウンテンバイクで各地のサイクリングコースを巡っている名古屋市中川区の伊藤明紀さん(64)がくつろいでいた。「ここは風光明媚(めいび)だから気に入っているよ」との言葉に、気分が高まってくる。

 沿道にあるフラワーパーク江南(江南市)では2万株のシバザクラが満開。しばし、花をめでながらの給水タイムに。自転車道沿いに駐輪場があり、直接入れるから便利だ。

 木曽川扶桑緑地公園(扶桑町)に入ると、景色が変わってニンジン畑が広がった。栽培者の倉地文隆さん(70)が「一宮から? よう来てちょうでゃーたなあ」と笑顔で見送ってくれる。住民グループが手作りした看板であふれる園内は散策する人でいっぱい。速度を落として慎重に進んだ。

 ふと、川の音が大きくなったことに気付く。「日本ライン」の渓流が近づいてきたようだ。視界が開け、国宝犬山城がすぐそこに。ゴール地点に到着だ。

 振り向くと、水面がきらめくかなたにツインアーチ138とすいとぴあ江南の展望台が重なって見える。寄り道しながらの走行で片道1時間40分。小旅行の気分が味わえた。 

(谷悠己)

木曽川のサイクリングコース

 稲沢市の木曽川祖父江緑地と犬山市の木曽川犬山緑地を結ぶ34.8キロ。沿道には史跡や公園が多く稲沢、一宮、江南、犬山市と扶桑町でつくる木曽川上流域公園整備促進期成同盟会が3月、「木曽川沿川サイクリングコース」と名付けた地図を作り、利用をPRしている。一宮市内の一部と稲沢市内の全域は遊歩道や自転車道が未完成のため一般の車道を通る。

 有料のレンタサイクル乗り場は一宮市の大野極楽寺公園と138タワーパーク、江南市のフラワーパーク江南で、子ども用もある。

 コース内は歩行者が多い区域もあり、担当者は「スピードの出し過ぎに注意してほしい」と呼び掛けている。(問)江南市まちづくり課内の同盟会事務局=電0587(54)1111

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