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【愛知】42年ぶり重量級みこし披露 豊川稲荷の春季大祭

ジャンル・エリア : 愛知  2012年05月01日

42年ぶりに披露されるみこし(右)を眺める小川さん。左はこれまで担いでいたみこし=豊川市の豊川稲荷で

42年ぶりに披露されるみこし(右)を眺める小川さん。左はこれまで担いでいたみこし=豊川市の豊川稲荷で

 あまりの重さに倉庫にしまい込まれたままだったみこしが、4、5日の豊川稲荷(いなり)(豊川市)春季大祭で42年ぶりに披露される。大祭を主催する豊川稲荷奉賛会の強い要望で実現。担ぎ手を増やし、みこしを載せる丸太を補強するなど工夫し、豊川のまちのPRに役立てる。

 
 みこしは1930(昭和5)年に本殿の完成を記念して尾州商栄講が寄贈したもので、幅1.3メートル、奥行き1.6メートル、高さ2メートルで重さは1.5トンもある。ほぼ同じサイズで重さ1トンのみこしを新調し、70年からはそちらを担ぐようになった。古いみこしは以来、42年間、一度も披露されることはなかった。

 古いみこしは、屋根の四隅に鳳凰(ほうおう)をあしらうなど飾りの金属を多様し、屋根部分が黒っぽく変色するなど貫禄十分。奉賛会の小川豊次会長(72)や陸上自衛隊豊川駐屯地の会員らが「ぜひ担ぎたい」と豊川稲荷と掛け合い、「今回限り」の条件付きで承諾を得た。

 重さに対応するため、これまで80人ほどだった担ぎ手は100人ほどに増員。みこしを載せるため格子状に組む直径20センチほどの丸太は、これまでの8本から10本に増やす。

 「豊年じゃ、豊年じゃ、300年の豊年じゃ」と声を上げながらみこしを上げ下げする動作も、これまでの5、6回から2、3回に減らすという。

 小川会長は「歴史あるみこしを担ぐことで、豊川のまちをさらにPRしたい」と意気込んでいる。みこし披露は4日午後2時半からと5日午後1時半から。雨天の場合は中止する。

 (志方一雄)

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