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【石川】思いを水彩画に 「足で描く」金沢で個展

ジャンル・エリア : 石川  2012年05月23日

足の指に筆をはさみ、丁寧に絵を描く山口さん(右)=金沢市野町で

足の指に筆をはさみ、丁寧に絵を描く山口さん(右)=金沢市野町で

東京の女性 愛猫や美しい花など

体に障害があり、足の指に筆を挟んで絵を描く山口かほるさん(61)=東京都国分寺市=の個展が22日、金沢市野町のガレリア・ポンテで始まった。27日まで、入場無料。(酒井ゆり)

 
 山口さんは生後3カ月で脳性まひと診断され、体が不自由に。9歳のときに母親が亡くなった後、周辺の世話をしてくれた義姉が絵を描く楽しさを教えてくれたという。

 現在は世界的な組織「口と足で描く芸術家協会」から奨学金を受けながら、各地で個展を開催。初めは手や口で筆を持っていたが、今は右足の指に挟んで描いている。

 作品は紙に色鉛筆でだいたいの構図を描いてから水彩を使って丁寧に色付けしていく。実物を模写するのではなく、主に頭の中でイメージしたものを表現しているという。

 金沢での個展は2007年から開いていて、7回目。11年前から一緒に暮らす愛猫の「真希(まき)」が気持ちよさそうに寝ころんでいるところや、色とりどりの花などの絵画32点を並べた。「真希」が洋服を着て立ち上がっているユーモラスなものもあり、来場者らを楽しませている。

 山口さんは会期中、会場で公開制作に励んでいて「ぜひ見に来てください」と話した。 

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