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【三重】大台の「もみじ館」営業再開

ジャンル・エリア : 三重  2012年05月25日

竹の魅力を発信する野呂和敏社長(左)と従業員=大台町下真手で

竹の魅力を発信する野呂和敏社長(左)と従業員=大台町下真手で

大台町下真手(しもまて)の観光物産施設「ふるさとプラザもみじ館」の運営主体が、町内で竹製品を製造、販売する「宮川TK」に変わり、再び営業を始めた。竹肥料で栽培した米や野菜を喫茶で提供して竹の魅力を発信、消費も増やし、荒廃する竹林を整備していく計画だ。

 
竹の情報発信基地に

 旧宮川村の入り口に位置するもみじ館は1993年、観光客の案内と情報発信を目的に開館した。当初は観光協会が運営していたが、2006年から町内の飲食店、09年からは下真手区の住民グループがそれぞれ指定管理者となり、食事や特産品の販売を展開した。

 町は昨年11月から今年1月まで管理者を募集し、2社が応募。審査の結果、今年4月からの3年間は、宮川TKが運営することに決まった。指定管理料はない。

 喫茶と特産品の販売という点では、これまでと変わらないが、喫茶のメニューに特色が見られる。

 同社は、チップ状の肥料「宮川竹発酵粉肥料」を使って生産したコシヒカリを「宮川孟宗竹(もうそうちく)米」と命名。おにぎりや白飯で提供する。甘みや粘り気のある白飯に炊き上がるのが特長という。宮川竹発酵粉肥料やチップ状の竹に牛のふんを混ぜた「竹(ちく)ふん」で生産した野菜は、サラダバイキングで楽しめる。宮川孟宗竹米や漬物用の「竹ぬか床」、町特産のきゃらぶきと干しシイタケ、焼きたてのパンなども販売する。

 役に立たないと考えられてきた竹を資源として注目し、6年前に会社を設立した野呂和敏社長(58)は「ここは竹の情報発信基地。多くの人に知ってもらうことで、竹林整備につながる」と話している。

 営業は午前9時~午後5時。火曜日休み。問い合わせは、もみじ館=電0598(76)1313=へ。

(戸川祐馬)

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