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白川茶 岐阜県白川町

ジャンル・エリア : 岐阜  2012年05月31日

山あいの斜面に作られた茶畑

山あいの斜面に作られた茶畑

川霧の潤いで香り高く

 新茶がおいしい季節。岐阜県東濃地方の山あいで白川茶の一番茶が出回り始めたと聞き、白川町へ向かった。

 茶畑は、町内を流れる飛騨川とその支流の白川、黒川、赤川、佐見川沿いに点在し、標高は200~600メートル。冷涼地のため、お茶の新芽がゆっくり成長し、朝夕の川霧が葉に潤いを与え、香り高く甘みが詰まったお茶ができるという。

 各川沿いを県道が走り、茶畑を眺めながら気持ちよくドライブが楽しめる。町内で栽培面積の大きい茶畑がある白川に沿って山道を進むと、整然とした茶畑が現れた。車を止めてしばし深呼吸。適度な湿気と微風が心地よい。先端の新芽が摘み取られたお茶の木が陽光に輝き、斜面をはうように広がる緑色の光景にため息が出る。

緑鮮やかなホオノキの葉でくるんだ「ほう葉寿司」(左)と「ほう葉餅」

緑鮮やかなホオノキの葉でくるんだ「ほう葉寿司」(左)と「ほう葉餅」

 一休みは、道の駅「美濃白川」。メーンの特産品売り場では、急須で入れた新茶の試飲もでき、入れるそばから「やっぱりおいしいね」と言いながら次々と手が伸びていた。この時期、新鮮な茶葉を食べてみたいという人には、レストランの白川茶うどん(700円)がお薦め。期間限定で新芽の天ぷらが付く。毎月第1日曜の朝9時半からは、手もみ保存会のメンバーによる生茶葉の手もみ実演も。6時間かけて行われ、タイミングが合えば途中の工程を体験することもできる。

 敷地内にはほかに、日帰り温泉施設や野菜村などが集まる。地元女性の手作り総菜を販売する「てまひまの店」では、ホオノキの新葉を使った「ほう葉寿司(ずし)」や「ほう葉餅」が旬。6月9、10日には「ほう葉寿司フェスタ」が予定されている。

 ▼メモ 白川町へは車が便利。東海環状自動車道・美濃加茂ICから国道41号を経由して約40分。道の駅「美濃白川」は午前9~午後6時(チャコちゃんハウスは午後5時ごろまで)、水曜定休。「てまひまの店」は午前9~午後5時、木曜定休。「道の駅温泉」は午前10~午後9時半、第3水曜定休。入浴料大人450円、3歳以上小学生以下350円。全般の問い合わせは白川町観光協会。(電)0574(72)1311

(中日新聞夕刊 2012年5月31日掲載)

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