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【富山】漂着ごみ アートに変身 氷見で展示会 ポイ捨て防止啓発

ジャンル・エリア : 富山  2012年06月04日

「お前もそのうち食ってやる!」と名付けたごみの作品に見入る子どもたち=氷見市柳田で

「お前もそのうち食ってやる!」と名付けたごみの作品に見入る子どもたち=氷見市柳田で

 氷見市の海岸に流れ着いたごみを利用して作ったアート作品が並ぶ「漂着物アート展2012」が、同市柳田の市海浜植物園で25日まで開かれている。入場無料。

 
 海にごみのポイ捨てをしないよう呼びかけようと、財団法人の環日本海環境協力センターなどが毎年実施。会場には、富山大芸術文化学部の学生らが制作した20点が並んだ。

 学生たちは4月に同市の松田江浜でごみを拾って制作した。同学部の後藤敏伸教授が選んだ優秀作品のうち、最優秀は「お前もそのうち食ってやる!」というペットボトルや発泡スチロールで作った人形。口からは、アナゴ漁で使う細い筒の牙が飛び出し、まがまがしいエイリアンのよう。ごみは魚や鳥を苦しめ、いつか捨てた人間にも危害を与えるという警鐘を込めた作品だという。

 氷見高校農業科学科3年生の6人が制作した作品「生まれ変わるごみ」もあり、流木や海藻を組み合わせた箱庭に、生徒らが増殖に取り組む海浜植物「ハマボウフウ」を飾った。

 高岡市から家族で訪れた小学2年生の本保勇輝君(7つ)は、ごみを材料にした数々の作品に目を見張り「ごみはいつも持って帰っている」と話していた。

 (西山輝一)

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