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【三重】伊勢の落語家桂三輝さん、自宅に寄席

ジャンル・エリア : 三重  2012年06月18日

こけら落としの落語を披露する桂さん=伊勢市の伊勢河崎輝輝亭で

こけら落としの落語を披露する桂さん=伊勢市の伊勢河崎輝輝亭で

 伊勢市に昨秋、移り住んだカナダ出身の落語家、桂三輝(さんしゃいん)さん(42)が17日、自宅の古民家を改装し、寄席小屋「伊勢河崎輝輝(きき)亭」を開設した。誰でも気軽に来られる自分だけの寄席は、落語家になって以来の夢。「みんなが笑い、世界で一番輝いた場所にしたい」と目を輝かせている。

 
 カナダで劇作家をしていた三輝さんは、来日中に日本の伝統話芸に魅せられ、08年に落語家の桂三枝さんに弟子入り。昨年11月からは、吉本興業の芸人が各都道府県に住んで地域活性化を担う「あなたの街に住みますプロジェクト」で三重県担当になり、伊勢市河崎二の借家で暮らしながら活動している。

 寄席の開設は、市内の建築会社役員の広垣大毅さん(37)に昨年12月に出会ったのがきっかけ。温めていた夢を打ち明けたところ、協力を申し出てくれた。広垣さんの友人4人も加わり、木造2階の1階部分の25平方メートルの部屋を改装。高さ70センチの高座を設けた。

 寄席の名前は、自身の名前と、「(落語を)聞きてい」に掛けて命名。三輝さんの現在の持ちネタは5演目ほどだが、「いい修業の場。お客さんがゼロの時でも、稽古のつもりで話します」とまなざしは真剣そのものだ。

 17日は、広垣さんら関係者25人を前に、三枝さんの創作落語「鯛(タイ)」をこけら落としで披露し、会場を沸かせた。

 寄席は週2、3日開く予定。得意のアコーディオン漫談も織り交ぜ、1回45分ほどの公演を1日4、5回こなす。「めっちゃ笑ってくれる人がいれば、1時間半ぐらい話し続けちゃうかも」と三輝さん。

 1席500円。寄席の日程は、三輝さんのホームページで確認できる。検索は「伊勢河崎輝輝亭」で。

 (渡辺大地)

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