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【富山】鉛筆の技 心を描く 高岡出身・頭川政始の作品展

ジャンル・エリア : 富山  2012年06月20日

心に浮かぶ風景を鉛筆で細部まで描ききった頭川政始の作品=射水市黒河で

心に浮かぶ風景を鉛筆で細部まで描ききった頭川政始の作品=射水市黒河で

太閤山ランド

 心に浮かぶ抽象的な風景を鉛筆で描いた高岡市出身の画家・頭川政始(ずかわまさし)(1933~93年)の展示会「頭川政始展 孤高の幻視」が、射水市黒河の太閤山ランドふるさとギャラリーで開かれている。入場無料、8月31日まで。

 
 県立近代美術館(富山市)と射水市新湊博物館が企画。頭川は大学卒業後に建材会社のデザイナーとして働いたが、20歳代後半で退社。自宅にこもって鉛筆画に没頭した。

 会場には「時間の遠近感」「命の窓」など、詩的なタイトルの79点が並ぶ。「誕生の詩(明日の風B)」は、海岸の岩に生息するフジツボや花、ツタなどと一緒に、立方体などの無機的な物体を描写。鉛筆で濃淡を付け、細部まで描ききった。

 県立近代美術館の若松基学芸員(48)は「本人には現実とは異なる幻の世界が見えていたよう。鑑賞する者にさまざまなイメージを与えてくれる」と話していた。 (西山輝一)

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