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【滋賀】琵琶湖博物館でマミズクラゲ展示

ジャンル・エリア : 近畿  2012年08月03日

イソギンチャクのように定着する「ポリプ」の時期のマミズクラゲ=琵琶湖博物館提供

イソギンチャクのように定着する「ポリプ」の時期のマミズクラゲ=琵琶湖博物館提供

 草津市の県立琵琶湖博物館は2日から、博物館で増殖させた淡水性のマミズクラゲの展示を始めた。採集が難しいため、展示する施設は全国でもほとんどない。

 
 マミズクラゲは、最大で直径3センチ。国内で確認できる唯一の淡水性クラゲ。生態には分かっていないことが多く、発生は一過性のため採集が難しい。

 イソギンチャクのように固着生活する「ポリプ」の時期と、水の底をはい回る時期、泳ぎ回る時期の3つに分かれる。増殖は、ポリプの時期に群体から分離する方法と、泳ぎ回る時期にオスとメスが有性生殖する方法がある。

 同博物館は、岡山市のアマチュア研究者から、2~3ミリのポリプ2つを譲り受け、5月から動物性プランクトンを与えて増殖。100以上の群体になり、群体からの分裂に成功した。このうち体長1ミリ~1.5センチの20~30匹を展示している。

泳ぎ回る時期のマミズクラゲ=琵琶湖博物館提供

泳ぎ回る時期のマミズクラゲ=琵琶湖博物館提供

 ポリプ増殖によるクローンで、雄か雌の一方しかおらず有性生殖はできない。

 専門学芸員の楠岡泰さん(微生物生態学)は「いずれ有性生殖させて増殖したい」と話していた。

 (猪飼なつみ)

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