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長良川うかいミュージアム 岐阜市

ジャンル・エリア : 岐阜  2012年08月09日

鵜飼いの様子が上映される「長良川うかいミュージアム」のスクリーン(奥)

鵜飼いの様子が上映される「長良川うかいミュージアム」のスクリーン(奥)

鵜舟越しに迫力映像

 今月1日、金華山(岐阜市)の麓を流れる長良川北岸に開館した参加体験型施設「長良川うかいミュージアム」が、夏休みの親子連れらでにぎわっている。

 展示室の入り口は2階。篝火(かがりび)トンネルを抜けると、宙づりにされた鵜舟の後ろでは絵巻物型スクリーン(横約12メートル、縦約6メートル)に鵜飼いの歴史などがダイナミックに映し出され、臨場感たっぷりだ。

 シアター鑑賞後は、鵜舟の脇を通って1階展示室へ。特に子どもに人気だったのは「御鮨(おすし)街道すごろく」。岐阜から江戸の将軍家まで鮎(あゆ)鮨を運ぶストーリーに夢中。このほか、鵜舟の篝火を動かして水中のアユを探す展示装置や、長良川の水面を再現した展示ではアユを追いかけバーチャルの川遊びに歓声を上げていた。

 川向こうは、かつて川湊(みなと)として栄えた川原町。通りには伝統的な町屋や商店が残る。鵜飼い期間中は、川合玉堂が描いた鵜飼図の岐阜提灯(ちょうちん)が各軒先につるされ情緒満点。

水うちわを買い求める女性

水うちわを買い求める女性

 手作りうちわを商う住井冨次郎商店では、竹の骨に雁皮(がんぴ)紙という薄い和紙を張り、天然ニスを塗った水うちわが人気。水のように透けているのが特徴。浴衣に合わせる水うちわを求め岐阜県瑞穂市から来た女性は「軽~い。どの柄もかわいくて」と迷っていた。

 明治41年創業の和菓子店・玉井屋本舗の看板商品は登り鮎(バラ売り1個126円)。カステラ生地に求肥(ぎゅうひ)を包み、長良川のアユのように引き締まった形が見た目にも涼しげだ。

 ▼メモ 長良川うかいミュージアムへはJRまたは名鉄岐阜駅からバスで約15分(鵜飼屋下車)。車は東海北陸道・岐阜各務原ICから約20分。5月1日~10月15日は午前9時~午後7時、無休(期間外は~午後5時、火曜定休)。入館15歳以上500円、4歳以上15歳未満250円(電)058(210)1555。玉井屋本舗は(電)058(262)0276。住井冨次郎商店は(電)058(264)4318

(中日新聞夕刊 2012年8月9日掲載)

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