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【愛知】せともので粋な帯留め 呉服店が120種を商品化

ジャンル・エリア : 愛知  2012年08月13日

せともので作られたカラフルな帯留め

せともので作られたカラフルな帯留め

 瀬戸市末広町の老舗呉服店「橋角屋」が、せともの製の着物帯留めを本格的に商品化した。魚やカニ、各種の花々から合格祈願の絵馬などをかたどった遊び心満載のカラフルな物が多い。「地元陶磁器産業の活性化の一助に」と、着物に「瀬戸らしさ」を加味する新たな取り組みだ。

 
 店長の小出英正さん(39)、ネット販売を担当する吉之さん(36)兄弟が仕事で関東、関西方面を訪れた際に「やきものの代名詞として『せともの』という言葉は誰もが知っているのに、瀬戸のことを知らない人が多い」と感じたのがきっかけ。全国の他の有名なやきもの産地では、帯留めを作っているところは多いが、瀬戸ではあまり着目されなかった。

 身に着ける物なので何かにぶつかることも想定し、ひびが入らないよう丈夫に作る必要がある。小出さん兄弟は市内の窯元へ制作を依頼。箸置きや飾りなどに使われている型を流用し「手びねり」の手法も用いて「おもしろ帯留め」120種を完成。通常の皿や器より鮮やかな色合いを出すことにも苦心したとか。

 1個2980円と手頃。10個単位で買う人もおり、売れ行きはまずまず。「せっかく瀬戸で育ったので、呉服屋でも瀬戸らしさを出したい。それには帯留めしかないと思った」と小出さん兄弟。「地味な着物も華やかに装える。せともののPRにつながれば」。店に並ぶ品の他にオーダーメードも受け付ける。(問)橋角屋=電0561(82)2501

(阿部雅之)

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