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【岐阜】高山で芸術イベント初開催へ「飛匠祭」

ジャンル・エリア : 岐阜  2012年09月04日

茶室で発表する作品を制作する山本忠助さん(右)と丸山泰正さん=高山市七日町の山本板金工業所で

茶室で発表する作品を制作する山本忠助さん(右)と丸山泰正さん=高山市七日町の山本板金工業所で

 高山の街中にアート作品が登場する「飛匠(ひしょう)祭」(飛騨高山文化芸術祭プレイベント)が22、23日、開かれる。古い町並みや城山公園の大手門、護国神社など歴史ある建造物を使い、地元在住の若手の職人らが今までとは違った視点から「高山の街」を表現する初めての試みとなる。

 
 空間を1つの作品として表現し、体感するインスタレーションが市内8カ所に9作品ある。二木酒造では、普段は一般開放されていない酒蔵を使ったガラスアートが登場したり、市文化伝承館の茶室に銅でできた植物が「生えて」いたり、8人の30~40代がそれぞれの感性と歴史ある空間を融合させた作品を発表する。

 主催する高山青年会議所地域活性化委員会の委員長丸山泰正(やすまさ)さん(36)は「歴史のある街でこういうことができるんだ、と高山を再認識してもらえれば」と話す。

 テーマは共生。丸山さんは「種別の違うものが不利益なく生きていくのが共生。インスタレーションはどのジャンルでも入っていける。ゼロからはじめるものづくりではなく、今あるものを一時的に異化させることで新鮮になる。ただ保存するだけでなく、こんなにおもしろく使えるんだよ、と知ってもらいたい」と街が持つ可能性を語る。ポスターにはツルとカメがあしらわれ「共生」を表す。

 8カ所には、高山市在住の版画家岩田克郎さんの彫った版画があり、参加者は自分で刷ることができる。すべて回ると1枚の版画が完成する趣向だ。

 参加無料。22日は午前10~午後5時、23日は午前10~午後4時。22日は、午後5時40分から二木酒造で、作家と地域活性化委員会によるトークセッションがある。

(大沢悠)

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