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【三重】嬉野大豆のジェラート開発 松阪のベルファーム

ジャンル・エリア : 三重  2012年10月05日

嬉野大豆のジェラートを手にする山本さん=松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで

嬉野大豆のジェラートを手にする山本さん=松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで

 松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームは、嬉野地域の特産品「嬉野大豆」を使ったジェラートを新たに開発した。6日から同園のカフェ「ルーベル」で販売する。嬉野大豆の新たな活用法を提案し、PRすることで、地元農家の支援につなげたい考えだ。

 
 嬉野大豆は、権現前営農組合が嬉野権現前町の10ヘクタールの土地で栽培している大豆の希少種「美里在来」の商品名。江戸時代から地元農家が生産していたが、手作業による栽培だったため、次第に廃れていった。営農組合は三重大と栽培方法などの共同研究を続け、機械化による大規模栽培に成功した。

 粒が普通の大豆の1.5倍と大きい。甘みが強くタンパク質の量も多いのが特徴。現在は、地元企業「野瀬商店」が豆腐や豆乳に加工して売り出している。

 同園は嬉野大豆を幅広い年齢層に人気のジェラートの原料として活用し、おいしさを広めて地域農業の活性化につなげようと開発に着手。地域資源を活用するビジネスに取り組む企業や市民団体などを対象とした県産業支援センターの「みえ地域コミュニティ応援ファンド」から96万円の助成を受けて取り組んだ。

 ジェラートづくりを手掛けたのは女性スタッフ3人。豆乳だけでは独特のにおいや苦味が強く、食べにくいので、牛乳を加えるなど工夫した。大豆の甘みや香りを生かしながらさっぱりとした味に仕上げた。牛乳を主に使ったジェラートより低脂肪、低カロリーと健康的なのが売りだ。

 同園で「収穫祭」が開かれる6~8日の3日間は、午後1時から限定100食を来場者らに振る舞う。スタッフの山本彩さん(28)は「希少な大豆をたっぷり使ったので、豆の味を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 (平野梓)

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