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【福井】イノシシ猟解禁でぼたん鍋開始 おおい

ジャンル・エリア : 福井  2012年11月06日

乾燥させるため軒先につるされたイノシシ=おおい町名田庄久坂で

乾燥させるため軒先につるされたイノシシ=おおい町名田庄久坂で

 1日のイノシシ猟解禁を受けて、おおい町名田庄地区で名物の「ぼたん鍋」の提供が始まった。町内の料理旅館の軒先には、猟師が持ち寄ったイノシシの成獣が1体丸ごとつるされ、暦より一足早く冬の訪れを告げている。

 
 猟は山中に鉄製のおりを仕掛ける。ドングリなどの木の実を食べて育った成獣は独特の赤身にほどよく脂が乗り、野菜と一緒に煮込んだ鍋は嶺南を代表する冬の味覚として人気が高い。

 同町名田庄久坂の料理旅館「新佐」では、3日午前に今期最初の2頭を丸ごと猟師から仕入れた。内臓を取り除き洗浄するなどの下処理をした成獣は1頭が体長約120センチ、重さは50~60キロある。

 2代目支配人の栗原正夫さん(64)と長男清孝さん(37)が前脚を縄で縛り、軒先につるして乾燥させた後、同日夜からみそ仕立ての鍋にして宿泊客に振る舞った。栗原さんは「柔らかくて深みのある味わいは今年も健在。これから寒くなるにつれて身の脂が増し、よりまろやかな味になる」とほほえむ。

 イノシシ猟は15日に鉄砲猟が解禁された後、来年の2~3月までがシーズン。同町ではほかに料理旅館「南川荘」=名田庄三重=や町営ホテル「流星館」=名田庄納田終=でも、今月中旬から下旬にかけてそれぞれ提供を始める。

 (帯田祥尚)

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