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【福井】伝統野菜の黒河マナ、ラーメンに 敦賀の飲食店

ジャンル・エリア : 福井 | 野菜  2012年11月08日

敦賀マナ・ラーメン(中)、かにラーメン(左)、昆布ラーメン(右)を提供する河田実さん=敦賀市の「中華料理太陽軒」で

敦賀マナ・ラーメン(中)、かにラーメン(左)、昆布ラーメン(右)を提供する河田実さん=敦賀市の「中華料理太陽軒」で

 敦賀市の伝統野菜「黒河(くろこ)マナ」を使った“ご当地メニュー”がお目見えした。「敦賀マナ・ラーメン」の名前で売り出されており「地産地消で地域の活性化につながるのでは」と期待を集めている。

 
 考案したのは同市古田刈の飲食店「中華料理 太陽軒」を経営する河田実さん(60)=同市白銀町。太陽軒は、亡き父謙三さんが1953年に敦賀駅前でラーメン屋台として創業した。河田さんは小浜水産高卒業後、大阪の中華料理店で5年間修業を積んだ。白銀町のビルに入った店で働き、後を継ぎ、2010年に現在地へ移転した。

 「敦賀マナ・ラーメン」は河田さんにとってはカニ、昆布に続く新メニューの第3弾だ。カニを使ったラーメンは、観光客向けにと30歳ごろ始めた。現在は、11~3月限定で提供している。昆布ラーメンは、5年ほど前に敦賀商工会議所と河田さんが所属する県中華料理生活衛生協同組合敦賀支部が連携し開発した。

 「地元の食材をもっと知ってもらおう」と、昨年、店から比較的近い地域で栽培されている黒河マナを使ったラーメンの開発に着手し、試作を重ねた。今年10月から売り出した「敦賀マナ・ラーメン」(700円)は冷凍保存した春野菜の黒河マナを塩ゆでにして独特のほろ苦さを引き立てている。豚骨と鶏ガラ、野菜でだしを取ったしょうゆ味のスープとマナの相性も抜群だ。

 国の原子力政策が不透明な中、来店客は減っているが、河田さんは「地元産品で付加価値を付けるのは料理人として腕の見せ所」と話している。

(増井のぞみ)

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