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【岐阜】荒川豊蔵さん収集の美濃古陶器を手で鑑賞 可児の資料館

ジャンル・エリア : 岐阜  2012年11月13日

桃山時代の陶器の肌触りを確かめる愛好者ら=可児市久々利の豊蔵資料館で

桃山時代の陶器の肌触りを確かめる愛好者ら=可児市久々利の豊蔵資料館で

 可児市久々利の豊蔵資料館で11日、桃山-江戸初期の美濃産古陶器鑑賞会があり、県内外のファンが人間国宝だった故荒川豊蔵さん収集の作品を手に取り、肌触りを楽しんだ。

 
 開館以来続く年に1度の恒例イベント。日ごろはケース越しに眺める収蔵品の一部を特別に公開。豊蔵さん自作の茶わんで抹茶を味わう茶会もあった。

 紹介したのは瀬戸黒茶わんや、織部千鳥文の向付など24点。榎本徹理事長(66)や荒川さんの弟子で腕を磨いた陶芸家吉田喜彦さん(76)らが作品群を説明。

 五客一組の向付では、鳥や橋のデザインが少しずつ異なっており、「自由だが乱暴ではない。描ける技術が高かったことを示している」などと紹介した。

 岐阜市から訪れた河野克暢さん(73)は「手に触れることで作者の気持ちが伝わる。このような機会は貴重です」と話し、運営難から来年度に市に寄付される資料館が引き続き鑑賞会を開くことを期待した。 

(斉藤明彦)

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