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【福井】中池見湿地描き守る 服部さんが作品展

ジャンル・エリア : 福井  2012年11月29日

「夜明けの中池見」(左)など中池見湿地の風景を描く服部清子さん=敦賀市の敦賀信用金庫本店で

「夜明けの中池見」(左)など中池見湿地の風景を描く服部清子さん=敦賀市の敦賀信用金庫本店で

 中池見湿地(敦賀市樫曲)が7月にラムサール条約に登録されたことを記念し、保全に20年間携わってきた絵画教室講師・服部清子さん(79)=呉竹町1丁目=が湿地の風景を描いた日本画の個展を同市本町1丁目の敦賀信用金庫本店で開いている。服部さんは「貴重な中池見を守りたい一心で描きました」と話している。30日まで。

 
 展示しているのは、15年ほど前から今年にかけて描いたススキの原、水鳥が泳ぐ風景、草を刈る女性などの8点。「夜明けの中池見」(縦91センチ、横161センチ)は、雪が残り朝日を浴びる湿地と水が流れる水路を繊細な筆致で描いた作品で、静かな雰囲気が伝わる。

 服部さんは小中学校の教員を定年退職後、松原公民館の絵画教室に通い始めた。4年前から同教室「敦賀墨彩会」を主宰している。自身が描く絵画の題材は、大半が中池見湿地。亡夫や孫たちと自然観察に出掛け心がほっとする場所で、描いている時はあたかもそこにいるような気がするという。

 7月にルーマニアで開かれたラムサール条約の認定証授与式には孫と出席し、帰国後、夫の仏壇に授与式の写真を供え報告した。「ラムサール条約に登録され、世界の宝の中池見を残せて本当によかった」と笑顔で話す。

 (増井のぞみ)

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