ジャンル・エリア : 福井 2012年12月07日

飾り付けられた電車の中で、おでんなどを食べながら宴会を楽しむ利用者たち=越前市内で
忘新年会シーズンに合わせて福井鉄道(越前市)は5日、車内で宴会を楽しめる居酒屋電車「おでんの電」の運行を始めた。
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初日は地元建設会社の社員ら26人が越前武生駅(同)から乗り込み、おでんやキムチチゲ鍋などを味わいながらビールや焼酎を酌み交わした。
車内はちょうちんなどを飾り付け、居酒屋ムード満点。中村由香理さん(41)は「いつもと違う雰囲気で楽しい。外は寒いけど、心も体もポカポカです」とおいしそうにグラスを傾けていた。
3年前から年末年始に運行。今回も来年1月31日まで平日に運行する(12月29日~1月8日は運休)。月・水・金曜日が福井駅前(福井市)、火・木曜は越前武生が発着駅となり、約2時間かけて往復する。
1人3200円、団体貸し切りは9万円(30人分)でビールなどが飲み放題。5日前までに予約が必要。問い合わせは福井鉄道鉄道部=電0778(21)0706=へ。
(山本真喜夫)