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【石川】障害者就労 カフェで支援 接客を担当 きょう野町に開店

ジャンル・エリア : 石川  2012年12月18日

町家を改修したカフェの内覧会でくつろぐ住民=金沢市野町で

町家を改修したカフェの内覧会でくつろぐ住民=金沢市野町で

第一善隣館、町家改修し開設

 地域の子どもや高齢者、障害者らが交流する場をつくろうと社会福祉法人第一善隣館(金沢市野町)が、18日から善隣館近くの町家にカフェをオープンさせる。団体で自由に使える和室のサロンも併設。カフェの接客は精神障害者らが担当し、就労へ踏み出す訓練にも役立てる。(押川恵理子)

 
 市独自の福祉拠点である善隣館にちなんだ「Zenrin Cafe」(ゼンリン・カフェ)は「忍者寺」として有名な妙立寺から歩いて5分、六斗広見のそば。空き家だった昭和初期建築の町家を改修し、1階に18席のカフェ、2階にサロンとして4室設けた。市が整備を支援。第一善隣館の宇野孝一施設長(61)は「観光客も気軽に立ち寄るカフェが目標」と話している。

 運営を担うのは障害者の就労を支援する金沢のNPO法人「ふれあい工房たんと」。施設側は精神障害者が苦手な対人関係やコミュニケーションの壁を克服するきっかけにしたいと願う。接客を担当する女性(43)は「不安でいっぱいだけど、仲間と試行錯誤して店を盛り上げたい」と意欲的。白山市特産「剣崎なんば」を使った自家製カレーとコーヒー、昆布茶の提供から始め、作業に慣れたら飲食のメニューを増やす。

 カフェやサロンは町家の柱や建具をそのまま生かした。17日の内覧会に訪れた野町校下婦人会の清水洋子会長(57)は「日本家屋は落ち着く。どんどん利用したい」と歓迎。

 営業は月曜から金曜の午前10時~午後4時、年末年始は29日~1月6日休業。

 問い合わせはカフェ=電076(259)0059=へ。

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