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【石川】白黒漆器 際立つ「美」 山中挽き物作家が作品展

ジャンル・エリア : 石川  2012年12月25日

木目を生かした食器や茶器が並ぶ会場=加賀市大聖寺山田町で

木目を生かした食器や茶器が並ぶ会場=加賀市大聖寺山田町で

木の素材や質感 そのまま

 若手の山中挽(ひ)き物作家田中瑛子さん(29)の作品展「Blanc et Noir de Japon-日本の白と黒のかたち-」が、加賀市大聖寺山田町の工芸空間フゾンで開かれている。木の素材と質感をそのまま生かした食器や茶器など約50点を展示している。

 
 愛知県安城市出身の田中さんは、大学で漆芸を専攻し、卒業後に石川県立山中漆器産業技術センター・県挽物轆轤(ろくろ)技術研修所(加賀市)で学んだ。同市山中温泉菅谷町の「工房なかじま」で修業し、4月に独立して工房を構えた。昨年、米国ニューヨークで開かれた展覧会に茶道具などを出品したことがある。

 今回展示している作品は、丸みを帯びたものが多い。外側に漆を塗った黒い器と、内側に漆を塗っただけの白い木の器は、並べるとコントラストが目を引く。柿の木に黒い模様が入った高級素材「黒柿」や、長い間地中に埋もれた「神代ケヤキ」の茶器などもある。

 来年1月も展示する予定で、新しい作品ができると追加する。田中さんは「普段なかなか気付かない木目の美しさを見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 木曜日定休。問い合わせは工芸空間フゾン=電0761(75)7340=へ。(木村春毅)

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