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【滋賀】井伊家の「具足飾」を展示 元日から彦根城博物館

ジャンル・エリア : 近畿  2012年12月27日

武家の習慣にならって設置された「具足飾」=彦根市の彦根城博物館で

武家の習慣にならって設置された「具足飾」=彦根市の彦根城博物館で

 武家が正月に甲冑(かっちゅう)を飾る習慣にならった「具足飾」の展示作業が、彦根市の彦根城博物館であった。元日から10日まで公開する。

 
 この習慣は室町時代に始まったとされ、出陣や凱旋(がいせん)などの祝い事の時に飾られていた。正月には太刀や弓具、鏡餅も供えられ、1月11日に鏡開きをしていたという。

 同博物館では彦根藩主井伊家の歴代当主の具足を毎年正月に交代で展示している。

 今回は初代・直政(1561~1602年)が使ったとされる「朱漆塗紺糸威桶側(おどしおけがわ)二枚胴具足」を展示する。市指定文化財で、朱漆が基調とされ、かぶとには金箔(きんぱく)押しの天衝脇立(てんつきわきだて)を付けた「井伊の赤備え」と呼ばれる形式。周囲には、太刀拵(ごしらえ)や弓、鉄燭台(しょくだい)などが飾られた。

 同博物館の学芸員は「井伊の赤備えの甲冑の中でも、初期のもので大変貴重」と話している。

 会期中は無休。観覧料は高校生以上500円、小中学生250円。問い合わせは同博物館=電0749(22)6100=へ。

(生田有紀)

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